名所・見所

【SOMPO美術館】川瀬巴水 「旅と郷愁の風景」のご案内

2021.11.22

版画家の川瀬巴水をご存知でしょうか?

川瀬巴水は大正から昭和にかけて活躍し、日本全国を旅しながら作品を作り続けた版画家です。

巴水は1933年に三重県を訪れ、赤目四十八滝の一つ、千手滝を描いた『赤目千手の瀧』という版画作品を残しました。

この作品はApple創業者のスティーブ・ジョブズの親友の父親が所有し、作品を譲ってほしいと懇願するほど気に入っていたそうです。

参考:NHK記事「スティーブ・ジョブズ 「美」の原点」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/k10013110911000.html 

(2017年撮影:赤目四十八滝「千手滝」のようす)

赤目四十八滝を美しく描いた川瀬巴水の作品は、現在SOMPO美術館に展示はされておりませんが、伝統木版技術を駆使した詩情豊かな版画群は、長い年月を経てもなお、わたしたちの心を勇気づけ、癒してくれます。

東京都新宿区へお越しになる際は、是非とも最高峰の芸術に触れてみてください?

詳しくはSOMPO美術館公式ホームページへ

川瀬巴水(1883~1957)

大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水(1883~1957)の回顧展です。巴水は、微風に誘われ、太陽や雲、雨を友として旅に暮らし、庶民の生活が息づく四季折々の風景を生涯描き続けました。それは近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代にあって、日本の原風景を求める旅でもありました。その版画制作を支えたのが、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画《新版画》を推進した版元の渡邊庄三郎でした。二人の強固な制作欲は、海外にも通用する木版「美」の構築をめざし、今や巴水の風景版画は、郷愁や安らぎをもたらす木版画として多くの人々に愛されています。

 

【ご案内】香落渓(かおちだに)のもみじ狩りについて

2020.11.02

コロナ禍でたいへんな2020年でしたが、そんなことはお構いなしに自然は秋の風景で今年も私たちを癒してくれます。

いよいよ「香落渓」の紅葉シーズンの到来です。

香落渓は、名張川の上流「青蓮寺川(しょうれんじがわ)」に沿って約8㎞の間、その両岸にそびえて渓谷をなしています。

県道81号(名張曽爾線)を青蓮寺湖から上流の曽爾村へ向かいます。ダム湖が細くなりトンネルを抜けると香落渓の始まりです。

さて、ここではお楽しみのためのご注意点をご案内します。

 

香落渓MAP(PDF)

見どころご紹介ページ

① 県道には一部路側帯はありますが、歩道はありません。ハイキングをされる方は通行車両にご注意のうえお進みください。

② お車の方は、駐車場は屏風岩前と紅葉谷(もみじだに)の2ヶ所だけです。定期バス路線であり、曽爾村住民の生活道でもあります。対向できない狭い区間がありそのための待避所が何か所もありますので、ここへの駐車は絶対にしないでください。

③ 11月7日から23日までの休日は、渋滞も想定されたいへん混雑します。駐車場の確保ができないため、広めの路側帯へ駐車される方がありますが、ハザードランプを点灯させ必ず短時間の停車に留めてください。

④ トイレは、バス停の紅葉谷と落合にあります。紅葉谷の休憩所は休日と好天の平日に開店している場合があります。電話はありませんので確認はできません。開いていればラッキーと思っておいてください。

香落渓では、携帯電話はつながりません。緊急時には青蓮寺湖か落合まで出てからの連絡となります。自身で移動ができない場合などは、そこへ向かう方の車を止めてお願いしてみてください。

⑥ バス停はトンネル手前の「香落橋」、中間点の「紅葉谷」、奈良県境の「落合」です。名張駅(西口)から山粕西行き乗車で香落橋まで16分、11月は昼間1日4便(土日祝5便)、約2時間に1本の運行です。

  詳しくは、三重交通のホームページ検索か、伊賀営業所へお電話してください。 TEL 0595-66-3715

⑦ おすすめスポット …

   下流から順に  忍潭(しのびふち)、屏風岩と錦谷、鬼面岩と武者岩、紅葉谷、天狗嵒(てんぐいわ)、夫婦山、曽爾村になりますが落合上流の小太郎巌(こたろういわ)も足を運ぶ価値ありです。

⑧ お楽しみの期間 … 11月5日ころ ~ 月末まで

⑨ 観光協会のツイッターで紅葉情報を配信しています。

お尋ねは、 TEL 0595-63-9087(無休 9:00~16:00)

城下川の花いかだ

2020.06.02

 

先日、名張市中町の簗瀬水路(城下川)に、花菖蒲を載せた「花筏(はないかだ)」が設置されました?14日ごろまでお楽しみ頂けます。

 

花筏が浮かぶ水路沿いには、紫陽花がずらっとならんでいます、紫陽花の開花も楽しみです。

涼しげで素敵ですね。

夜は蛍が飛び始めているそうです。

後ろ姿

このあたりのスポット全体を名張の人は「旧町」と呼んでおり、老舗の和菓子屋さんや、お食事処、登録有形文化財の建物がいくつもある歴史の深い町です。

おすすめスポットはたくさんありますので、ご案内はぜひ名張市観光協会へお問合せください?

※曇っていて暗かったため、お写真は少し明るめの設定で撮りました。