夏見廃寺

夏見廃寺は、出土遺物から7世紀末から8世紀前半にかけて建立されたと推定される、名張川右岸の男山南斜面にある古代寺院跡です。
天武天皇の皇女で、斎王制度が成立してから初めての斎王として仕えた大来皇女が、父の菩提を弔うために建てた昌福寺が「夏見廃寺」であるといわれています。

夏見廃寺跡 写真

夏見廃寺跡

夏見廃寺展示館

夏見廃寺跡は歴史の広場として整備され、夏見廃寺展示館が建設されています。
夏見廃寺展示館には、金堂の復元や、敷地内のせん仏をはじめとする出土品が展示されています。
展示品の数々から伝わってくる古代ロマンに、悠久の時の流れを感じてみてはいかがでしょうか。

夏見廃寺跡 写真

夏見廃寺展示館

開館時間 9:00〜17:00
休館日 月曜日、木曜日、年末年始、但し月曜日・木曜日が祝休日にあたるときはその翌日
入館料 一般:200円、高校生:100円、小中学生:無料
所在地 名張市夏見2759
交通 近鉄名張駅からバスで夏見下車。徒歩10分
お問い合わせ 0595-64-9156